今回も老後の資金についてのブログです!どうぞ!
老後資金の貯金必要額が3000万円だとか5000万円だなんて話を聞くと、とてもじゃないがそんな貯金はないと途方にくれる気持ちになっていませんか?最近は高齢になって施設に入所する場合、自宅を売却してその後の費用に役立てる人が出てきています。老後の貯金代わりに家を売却することについてお話しましょう。
老後の暮らしに高額な資金が必要だという考えは、退職から65歳までの間に無収入になった場合と、年金では不足する生活費の補填分を考えましょうと言うことです。
例えば1ヶ月の夫婦2人の暮らしを、月額26万円でやりくりしたとします。
H29年に厚生省が発表したモデルケースで、国民年金+厚生年金受給額は、22万1277円です。
・60歳から5年間の生活費⇒1560万円
・65歳から90歳まで月4万円⇒1200万円
月額26万円の生活、年金22万を受け取ったとしてざっくり見積もって必要額は『2760万円』です。
今、40~50歳でそんな貯金はまったくないと悲観しないでください。
退職後の高齢者も長く現役でいる時代がきますから、働いて収入を得れば良いですし、住み替えを検討するタイミングで自宅を売って現金化する方法があります。
昔は、家をはじめとした財産を子どもに引き継ぎ、住み慣れた自宅であの世に旅立つ…という感覚がありましたが、現在は、子どもも別に家を持っていることがほとんどです。
むしろ、住むことができない家を残してもらっても活用できないまま固定資産税と管理の負担だけが残るということになりかねません。
それなら、自由に動ける75歳くらいまでに、その後の生活設計を考えて自宅を売却するのは貯金に余裕ができる良い方法なのではないでしょうか。
介護が必要になり老老介護になる前に、自宅を売ったお金と年金で、見守り介護師が常駐する軽費老人施設やマンションに住み替えたほうが良いかもしれません。
現在、中古住宅を資源として活用する『ストック住宅の活用』が国策として進められています。リノベーションの技術も進んでいますし、ストック住宅を仕入れて、リフォームして提供する業者では、築年数が経っている住宅でも高値をつけるといいます。
仲介で一般の人に買ってもらうよりも、自社買い取りをしてくれるところなら仲介手数料もかかりませんし、査定額からの交渉で売ることができます。
売却の相談をしてから、売れるまでの期間が短いのも特徴です。
老後の貯金の不足を自宅売却で補えないか、業者に査定を受けておくと金額の目安がつかみやすいでしょう。
私たちは葛飾区東金町にお店がある、葛飾区限定のプロの不動産売却・買取専門店です!